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熊野三山巡り

  • hiranoterry
  • 2024年1月29日
  • 読了時間: 4分

お早うございます。本日6月24日は曇り、なかなかスカッと晴れない関西地方ですが、本日も早朝から南に下り、熊野三山をめぐる片道158kmの旅です。少し寝坊したためスタートが8時と遅くなり、車も結構多く走っている中、とりあえず阪神高速・阪奈自動車道を使って都心からはなれ、国道168号線を目指します。

 

<もくじ>

〇  熊野本宮大社に向けて出発、片道158kmのドライブ。

〇  熊野本宮大社の参拝。

〇  熊野速玉大社の参拝

〇  大門坂からの熊野古道へ

〇  熊野那智大社の参拝

 

熊野本宮大社に向けて出発、片道158kmのドライブ。

大阪を出発し大阪の都心を抜けて国道168号線に入ると新宮の表示が見えてきます。五條を過ぎると川沿いの道がつながり、ゆったりとした景色が広がってきます。徐々に山の中へ、道幅も狭くなり峠を上る山道にはほとんど信号もなくスイスイと進む快適なドライブ。天辻峠をこえるとまた川沿いの道が広がり途中には谷瀬のつり橋がみられます。和歌山県の山並みを超えて暫く進むと熊野三山の一つ熊野本宮大社に到着です。

 

熊野本宮大社の参拝

熊野本宮大社は熊野三山の中心で、全国に3000社以上ある熊野神社の総本山になります。車を駐車場に止めて、大社に向かうとすぐに熊野本宮大鳥居が現れます。まず目につくのが日本サッカー協会のマーク八咫烏(ヤタガラス)の大旗が掲げられています。もとが熊野の八咫烏が起源だったのですね。カラスは一般には不吉のとりとされていますが、方向を知るので未知の地へ行く道案内や、遠隔地へ送る使者の役目をする鳥とされているそうで、神武天皇が熊野の地に遠征で道に迷った際に、八咫烏がお導きしたとの事です。日本サッカー協会では「幾多の強豪と対戦する困難を乗り越えて、優勝という目的に向かって進むチームをこの八咫烏が導いてくれる」とされているようです。



参道の中央は神様の通り道となるため、参道の右側を通ることになります。本殿まで158段ある石段を進むと右手に手水舎がありますので、手と口を清めてさらに石段を上ると立派なしめ縄で飾られた神門が見えてきます。



神門を過ぎると中央には来世を司る本宮大社の主祭神である「家都御子大神(けつみこのおおかみ)が祀られる本宮があり、その左が「速玉大神(はやたまのおおかみ)、そのさらに左が「夫須美大神(ふすみのおおかみ)、中央から右が「天照大神(あまてらすおおかみ)、さらに右が「結びの神」となりますので、この順番でお参りします。



熊野速玉大社の参拝

熊野本宮大社を出て、熊野川沿いの山道を新宮にすすむこと1時間弱、新宮の街から直ぐの場所に熊野速玉大社があります。神倉神社(元宮)のある神倉山に降臨した神々が遷座したため熊野速玉大社を新宮とも呼び、地名の由来となっています。

鳥居をくぐると正面には第一殿(結宮)と第二殿(速玉宮)があり主祭神の速玉大神と夫須美大神の夫婦神が祀られています。速玉大神は薬師如来に、夫須美大神は千手観音に権現されたとのこと。縁結びの神様と言われていますので、求めまれる方は是非お参り下さい。



熊野速玉大社をお参りされたあとは是非神倉神社にもお立ち寄りください。御神体は崖にせり出すような巨大なゴトビキ岩です。社殿のない自然信仰の神倉山の神に対して、社殿を建てて神々を祀ったことから、熊野速玉大社を新宮社と呼ぶようです。


大門坂から熊野古道

熊野速玉大社から暫く車で進むと大門坂の駐車場に到着。熊野那智大社の前にも駐車場はありますが、折角ですので大門坂から熊野古道を上って熊野那智大社までお参りされるのをお勧めします。



大門坂入口から熊野那智大社へは石段の上りとなりますが、約1.3km・約40分と距離も短く、杉木立に囲まれた苔むした石段は、熊野古道の雰囲気も満点です。スニーカー等でも十分に歩けますが、なにせ苔が滑る。雨上がりなどはトレッキングシューズの方が良いかも。

 

熊野那智大社の参拝

熊野古道は267段の石段ですが、古道を抜けると目の前は急な坂の463段の石段が続きます。昔ながらに麓から旧参道を上り熊野那智大社をお参りするのは若いうちじゃないとできないかもしれません。皆さんお早めに。



標高約500メートルの山頂に到着するとそこには社殿が連なり、夫須美神(ふすみのかみ)を御主神としてそれぞれに神様をおまつりしています。夫須美神は万物の生成・育成を司るとされ、農林・水産・漁業の守護神、また縁結びの神様として崇められています。

熊野那智大社のお参りを終えたら、世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』にも含まれる「那智の滝」へ。那智の滝は落差133m、幅13m 、瀧壺の深さは10m以上で“日本三名瀑”として数えられているそうです。「那智御滝 飛瀧神社(ひろうじんじゃ)」には、那智の滝をご神体として祀られています



 
 
 

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