
"今こそ自分の働き方を見直すチャンス"
今、日本ではコロナ禍をきっかけに首都圏の都市部から郊外への移住を目指す動きが広がってます。テレワークの普及で会社に通勤する機会が減る一方、自宅で過ごす時間が増えたことで住環境の大切さが見直されたためですね。
多くの移住者は埼玉県、神奈川県、千葉県といった東京都心から1時間半程度と決して近くはないものの、通勤・通学が可能な地域での住まいを考えているようです。各自治体の移住サポート担当者からも、テレワークの普及に加えて、密になりにく住環境を求める声が多く聞こえるとのこと。
日本の住環境事情といば、これまで勤務先の拠点を中心に決めざるを得なかったのが、このコロナウイスという窮地により大きな変革が迎えられるというのも皮肉なものですね。以前、米国から日本に移住した際、その住環境の劣悪さには辟易してしまいました。世界第3位の経済大国である日本に住んでいる日本人がその住環境が劣悪であることに気が付いている人はどれだけいるのでしょうか?日本に住む外国人が東京の都心に高額の家賃で住宅を借りているのを見て特別視している方も多いかと思いますが、当人にとっては別に特別では無く、自国に住むのと同程度の住環境を手供されているのに過ぎません。
これって何故って思うと、やっぱり日本は勤務地が一部に集中していてここを中心に理想のライフスタイルを描くと生活コストがびっくりする程高くなるので、結果的には住環境に妥協し、都会的な生活という言葉を頼りに自らの住環境を犠牲にしてしまう結果多くの日本人がより豊かな住環境を実現できずに一生を過ごすことになります。
そして今まさに、「移住を検討して人がコロナで背中を押され」多くの方が埼玉県、千葉県、神奈川県などのプチ移住を実現しています。東京の会社に勤務していたAさんは退職後、家族を連れて埼玉県小川町に移住。小川町の地元企業で働く傍ら、古民家を改築して野菜を育て、自然の中で伸び伸びとした生活を送っています。神奈川の鎌倉市や葉山市なども人気の移住先で、家から海を見下ろす環境でテレワークに励み、朝は砂浜でランニング、週末はサーフィンとやりたかったことを実現している方が増えてます。
自治体側も積極的に移住の受け入れに動いています。成田空港に近い千葉県多古町では東京都心の住民を中心にオンラインセミナーを開催して移住を支援する「移住コーディネーター」らが町内での生活ぶりについて説明されています。奥多摩町では移住や定住関連の相談が急増中、定住促進のため奥多摩町は「0円空家バンク」を開始したことで、リフォーム費用は自己負担ですが、土地と建物は無償で手に入ることも人気の一つ。コロナ下で近場の旅先としてメディアでの露出が増え、旅をきっかけに住んでみたいと考える人が増えたのではと思われます。
どんな生活環境を描かれるかは、その人それぞれ。きっかけは何にせよ、プチ移住をやってみたい人にとっては、絶好の機会です。そこでここでは思い切ってプチ海外移住を実現できるお手伝いと思い、これを発信しています。夢の生活環境へ、是非、第一歩を踏み出してみて下さい。


Terry Hirano